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各種検査

内視鏡検査のほか、腹部超音波検査、頸部超音波検査、血圧脈波検査、レントゲン検査、心電図検査をおこなっております。

腹部超音波検査

腹部超音波検査では、超音波を発する装置(プローブ)をおなかの表面にあてて、肝臓や膵臓などの臓器の様子をモニターに映し出して観察します。体に負担の少ない、安全で苦痛のほとんどない検査であり、簡便に行えることが大きな特徴です。

検査中は、より正確に画像をとらえるため、息を吸ったり吐いたり、一時的に止めていただくなどのご協力をお願いすることがあります。

主に観察できる臓器は、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓などで、肝臓がん、胆のうがん、胆のう結石、胆のう炎、膵臓がん、腎臓がんなどの病変を確認することができます。

ただし、超音波は空気に弱いため、胃や腸の中に空気が多くたまっていると、臓器が見えにくくなることがあります。また、皮下脂肪や内臓脂肪が多い方も、観察が難しくなる場合があります。一方で、胆のうのように体の表面に近く、空気の影響を受けにくい臓器は、CT検査よりも詳細に評価できることもあります。

検査当日は、正確な結果を得るために食事を控えてご来院いただきます。検査時間はおよそ5〜10分程度です。

 

頸部超音波検査

この検査では、左右の頸動脈(けいどうみゃく)を超音波で描出し、血液の流れや動脈硬化の程度を調べます。頸動脈の状態を評価することで、全身の動脈硬化の進行具合をある程度把握することができ、将来的な脳梗塞や心筋梗塞、動脈解離といった重大な病気のリスクを予測する手がかりになります。

これらのリスクが高いと判断された場合は、生活習慣の見直しやお薬による予防的な対策が可能です。

また、頸部を観察する際に甲状腺の様子も確認できるため、甲状腺腫瘍などの異常の有無も同時にチェックすることができます。

 

血圧脈波検査

この検査では、手と足の血圧の差や、脈の伝わる速さ(脈波)を調べることで、動脈硬化の進行具合を評価します。また、脚の動脈に狭窄や閉塞がないかも確認することができます。

動脈硬化は加齢とともに進行しますが、高血圧、脂質異常症(高コレステロールなど)、糖尿病、喫煙といった生活習慣の影響によって、進行が早まることがあります。

この検査では、血管の状態から「血管年齢」を算出することができます。生活習慣病をお持ちの方や喫煙されている方は、ご自身の血管の健康状態を知るためにも、一度ご相談ください。

 

レントゲン検査

レントゲン検査は、放射線の一種であるX線を照射して体内の異常を調べる検査です。

胸部レントゲン検査では、肺炎や肺がんなどの肺の病気のほか、心不全や大動脈の異常といった循環器の疾患も確認することができます。

腹部レントゲン検査では、便秘や腸閉塞、消化管穿孔(腸に穴があく状態)などの消化器疾患を発見することが可能です。

レントゲン検査は放射線を使用しますが、被ばく量は非常に少なく、1回の検査による人体への影響はほとんどないとされています。また、検査時間が短く、手軽に行えるため、健康診断などでも広く実施されています。

 

心電図検査

心電図検査は、心臓が拍動する際に発生する微弱な電気信号を波形として記録し、心臓の状態を調べる検査です。

この検査では、不整脈(脈の乱れ)や、虚血性心疾患(心臓に酸素や栄養を送る血管[冠動脈]が狭くなる病気)などの有無を確認することができます。

身体への負担が少なく、痛みも伴わない安全で簡便な検査のため、健康診断などでも広く行われています。

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